ワンストップリノベーションとは?特徴とメリット・デメリットを徹底解説

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近頃よく耳にする「ワンストップリノベーション」という言葉をご存知でしょうか? 「ワンストップリノベーションとは?」「普通のリノベーションとの違いは?」と疑問に思っている方も多いかと思います。 中古を買ってリノベーションがしたいけど、「どこに相談したらいいか、どこの会社を選べば良いか、何からはじめたらいいのかわからない」「物件探しに資金計画、リノベのプラン決め…やることがいっぱいなのに、忙しくてできない!」などとお困りではありませんか?そんなあなたに最適なのが、ワンストップリノベーションです。ワンストップリノベーションは、「中古+リノベ」の不安を解消し、物件探しから工事まで円滑に進めるための便利なサービスです。 本記事では、ワンストップリノベーションの特徴やメリットデメリット、依頼する際の流れなどについて解説していきます。ワンストップリノベーションとは何なのか、どんな点がオススメなのかを知って、読者様の理想のリノベマンションづくりのお手伝いになれば幸いです。  

Contents

【中古物件のリノベの流れ・イメージ】

まず最初に、中古物件(中古の戸建て、中古マンション)を購入してリノベーションをするという流れを見ていきましょう。まずは物件探しをします。 条件や暮らしのスタイルにあった中古の物件を探し、内見に行き、購入をします。その後はローンを組みます。ローン審査を受けて契約します。その後は玄関から浴室、キッチンなど細かい間取りや仕様を決定してリノベーション工事に着工します。 中古物件(中古の戸建て、中古マンション)を購入してリノベーションを行うにはこのような工程があります。その中には良い中古の物件を探すため不動産会社に問い合わせる、ローンを受けるために金融機関に相談する、工務店などに設計を依頼する‥‥なども含まれています。色々な専門業者にそれぞれの会社とやり取りを行い契約する必要があるため、手順も煩雑になりがちです。
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【ワンストップリノベーションとは?特徴と種類について】

ワンストップリノベーションとは、簡潔に表すと「物件購入・設計・施工まで一箇所で行う」ことを指します。 ワンストップリノベーションの進め方や、特徴・種類については以下でご紹介していきます。

●1-1.ワンストップリノベーションの特徴について

「ワンストップリノベーション」とは、住宅取得の際に必要なローンの審査の相談や、リノベーションの際に希望するデザインや設計なども一連の流れの相談が可能という点が大きな特徴です。 最初の物件探しから資金相談、リノベーション設計、施工、更にはアフターフォローまで一貫したリノベーションサービスのことを指しています。

●1-2.ワンストップリノベーションの種類

「ワンストップリノベーション」は大きく二種類に分かれています。 ①オール・ワンストップリノベーション ②パーシャルワンストップリノベーション 上記二種類の大きな違いは、「物件探し・設計・施工をすべて自社が行っているか」/「社外に依頼しているか」という点です。 ①の「オール・ワンストップリノベーション」は、物件探しから設計、施工、アフターサービスまですべて自社で行っているリノベーション会社です。 ②の「パーシャル・ワンストップリノベーション」は、不動産会社、設計会社、施工会社それぞれを社外の会社に依頼し、外部の人が行っているものです。 同じ会社で一貫して進めるのであれば、「オールワンストップリノベーション」の方がスムーズに進みます。社外に依頼するやり方ですと、それぞれの会社が利益を確保することになるため、費用が高くなる場合があります。

【ワンストップリノベーションのメリット/デメリット】

物件探しからリノベーション工事まで一貫して依頼ができるワンストップリノベーションは非常に魅力的ですが、良いところだけではなくデメリットもあるのでは?と不安に思われる方もいらっしゃると思います。以下では、ワンストップリノベーションのメリット・デメリットをそれぞれをご紹介します。 これから物件を購入してリノベーションをしようと検討中の方は、是非参考にしてください。

●2-1.ワンストップリノベーションのメリット

ワンストップリノベーションのメリットは以下二つです。 ①窓口の対応が一つなので一貫して任せられる ②比較的予算のバランスが取りやすい

●2-1-1.窓口が一つなので一貫して任せられる

ワンストップリノベーションは住宅購入の第一歩となる物件探しから、リノベーションの設計、施工、アフターフォローまで同じ会社が行うため、窓口が一箇所でまとめられます。その分手間が少なく済むので、大きなメリットといえます。窓口の方もその道のプロなので、全ての段取りがスムーズにいきます。 もし別々の会社に依頼する場合は、不動産会社やリノベーション会社側とそれぞれ話を進めていかなければいけないので、手間に感じる場面も多くなるかと思いますが、窓口が一箇所にまとまることでスムーズに話しが進みます

●2-1-2.比較的予算のバランスが取りやすい

物件に予算を使いすぎるとリノベーションをするための予算がなくなってしまいますし、逆にリノベーションに費用を使いすぎると、物件の方にまわす費用が少なくなってしまう可能性があります。 物件がはっきり決まっていない場合は、リノベーション会社側も明確な費用を提示しづらく、どの程度の金額が必要なのかを把握することは非常に難しいといえます。物件に使う費用やリノベーションに対する費用をそれぞれ計算しようとしてもなかなか進みませんが、ワンストップリノベーション会社の場合は、過去の状況やお客様のリノベーションへの思い入れの強さ加減から、ある程度、使う予算の比率の提案をしてくれる場合もあります。 それを自分自身で一から調べて行うのか、リノベーション会社側にある程度のものをたたき台で出してもらって判断するのかでは、労力的にもかなりの差が出てくるといえます。また、自分自身で調べたとして、万が一費用感を間違えるとやりたかったことができなかったり、予算を大幅にオーバーしてしまい、現金の持ち出しとなったりする可能性も十分に考えられます。 そういった意味では、予算のバランスを担当者と共有できて、なおかつローンなどのやりとりもすべて任せられるので、手間が減らせるという点は大きなメリットといえます。

●2-2.ワンストップリノベーションのデメリット

 

●2-2-1.費用がかさむ可能性がある

パーシャル型のサービスの場合、トータルで支払うコストが割高になってしまう可能性があります。しかし、それが一概に悪いというわけではなく、提携先が多いことから比較的大きな会社で安心感があるという側面もあります。

●2-2-2.計画の途中で別の会社に変更しずらい

物件探しをして仲介を行っている最中に、担当者やその会社自体に何かしら不満があったり揉めてしまった場合に、物件の仲介を行なったあとで、別の会社にリノベーションをお願いしたいというケースもあります。 不動産仲介とリノベーションの契約は会社によって内容が違いますので、一番最初に検討していた会社に確認をするのが一番です。 また、自分たちの好きなテイストやイメージのリノベーションや、間取りの考え方がある程度決まっている場合は、そういった自分の理想の事例があるリノベーション会社の中から選ぶということもリスク軽減になります。 ワンストップリノベーションは、リノベーション業界の中でも近頃主流となりつつありますが、実は「ワンストップ」にも二種類あることまではあまり知られていません。

【ワンストップリノベーションの流れ】

ワンストップリノベーションは、以下の流れで進めていきます。 ①ワンストップリノベーションの会社を選ぶ ②大体の予算を決める ③物件を探す/内覧する ④売買契約を結ぶ(購入)/住宅ローンを組む ⑤リノベーションの設計プランや内装を決める/見積もりをもらう ⑥施工/工程管理/物件の引き渡し ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するなどして無理のない住宅予算を決められたり、リノベーション向きの物件を見極められる仲介担当者と内覧しながら物件探しができたり、といったメリットを生かして、希望に沿った好条件の物件を手に入れられるのがワンストップリノベーションの大きなメリットです。

【ワンストップリノベーションの会社を選ぶポイント、基準は?】

会社選びは、担当者との相性や価格、会社のサービスの良さ、口コミなど、さまざまな判断材料があります。 ここでは選ぶ際のポイントや基準を説明していきます。 あらかたいくつかの会社にしぼることができたら、実際に絞った会社の担当者に会って話してみるということが必要になります。その中でより具体的な話しをして、価格面や全体的な雰囲気の合う会社に決めるのがおすすめです。 ワンストップリノベーションの会社を選んで、物件の条件を洗い出して、ローンの契約をして、リノベーションの設計と工事、そして引っ越しまでと考えると一大プロジェクトです。購入のタイミングはそれぞれではありますが、いつでも動けるようにするための準備として会社選びや住まいのプロである担当営業の方とのやりとりは事前に進めておいて損はありません。

【複数社のリノベーションの事例やサービスを比較する】

リノベーションされた住まいのイメージを具体的に掴むためには、各会社のリノベーション事例やサービス内容を比較するのが最も効果的です。 特に事例に関しましては、多くの会社が自社のホームページに載せているので、インターネットを利用して見てみましょう。 また、中には、リノベ費用を定額制にしサイト上で予算を見れる会社もありますので参考にしてみましょう。リノベーション事例や商品を比較しつつ、気に入った会社をあれば、資料請求やお問い合わせをしてみたり、実際に来店して話を聞いてみましょう。ここまでは時間はかかりますが、無料でほとんどの会社が行っております。又、会社によってはショールームを開いている会社もありますので、実際に自分の目で見て判断したいという方は、お時間がある時に足を運んでみてはいかがでしょうか。  

【リフォーム価格も住宅ローンでまとめられることを知っていますか?】

中古物件購入を購入するとなると、リノベーションの場合は「住宅ローン+リフォームローン」という形態で組む方が多いですが、リフォーム価格もまとめて住宅ローンで組める(※条件あり)ので、金利や借入年数の優遇やローン控除にもメリットがあります。 この項目では、どんなリフォームが対象なのかや、リフォーム価格を住宅ローンでまとめる際のメリットとデメリットについて解説します。

●メリット

まとめる際のメリットとして、以下の2点が挙げられます。

① 金利が低く、長期で返済できる

  ローンの金利とは、借入残高にかかる利子のことです。金利が高くなると利子も高くなるため、ローンの返済額は必然的に増えてしまいます。金利が低ければ毎月の返済額も低く抑えられますので、リフォームをするとなっても住宅ローンを利用できるのであればお得になります。住宅ローンでは最長35年という長期で返済することができるため、月々のローン返済額を比較的低く抑えることが可能です。

②多くの資金の借り入れが可能になる

リフォームローンの際の借入限度額は、住宅ローンと比べて低いことがほとんどで、一般的には1,000万円程度とされています。住宅ローンの場合だと、借入限度額はおよそ一億円が一般的とされています。なので、仮に1,000万円を超える、いわゆる大規模工事を行いたいときは、リフォームローンだけでは工事費をまかなえないケースも出てくる可能性があります。住宅ローンではより多くの資金の借り入れが可能なので、大規模工事を行う際も、住宅ローンで工事費を借り入れすることが可能です。

●デメリット

まとめる際のデメリットとして、以下の2点が挙げられます。

①担保が必要

住宅ローンを借りるために、「融資対象物件を担保に入れなければならない」という決まりがあります。住宅ローンは、「第一順位の抵当権が設定できること」が融資の絶対条件です。なので、もし既に別の住宅ローンで抵当権が設定されている場合は、リフォームのために新しい住宅ローンを借りることは難しくなるでしょう。そのような場合には、現在の住宅ローンの残債に新たにリフォーム資金として借りる予定の金額を合算し、住宅ローンを借り換えるという方法もあります。

②審査が厳しく、審査結果に時間がかかる場合がある

住宅購入と同様に住宅ローン審査を申し込まなければなりません。住宅ローンの際の審査で重視されるのは、住宅ローン契約者の返済が滞らないか、経済能力があるか、という点です。その人の年収はもちろん、勤務先が安定しているか、規模感はどのくらいか、勤続年数は何年なのか、など詳しく調べられます。返済能力が低いと判断され、審査に通ることができないと、住宅ローンを借りることは不可能です。 住宅ローンは審査基準が非常に厳しいので、住宅ローンを借りられない可能性があることが、リフォームローンと比較した際の大きなデメリットです。  

【ワンストップリノベーションのよくある質問】

Q.リフォームとリノベーションってどう違うの? A.リフォームとは一般的に床材や壁紙を張り替えたり、キッチンやお風呂などの設備を入れ替えたり、いわゆる小規模な工事のことを指します。それに対してリノベーションとは、マンションであればコンクリート製の躯体部分を残して、間取り変更やキッチン・お風呂などの設備を新しくするだけでなく、配管や配線などのインフラも全て取り払い、住む人のライフスタイルに合わせてつくり直します。 Q.ワンストップリノベーションとは何のことですか? A.物件探し・設計・施工まで一貫してサービスに含まれるリノベーションのことです。ワンストップリノベーションには二種類あり、費用も異なる場合があります。 Q.期間はどのくらいかかりますか? A.資金計画から工事完了後のお引渡しまで、だいたい約6か月ほど期間をいただいております。 Q.一戸建てのリノベーションについても相談できますか? A. もちろんです。一戸建てのリノベーションのご要望も承っております。 物件探しから住宅ローンのご相談はもちろん、リノベーションの設計・施工など、一貫してサポートいたします。 Q.リノベーションでできないこともありますか? A.マンションのリノベーションの場合は、例えば窓のサッシ、玄関ドアなどの「共有部分」が難しい場合があります。また、マンションの構造上欠かせない柱、梁、耐力壁といった部分も取ることができません。物件によってさまざまです。 Q.他の会社にも相談しているのですが、問題はないでしょうか? A.もちろん問題ございません。多くの会社から提案をもらう中で、ご自身の希望に合う条件の会社を選んでください。資料のご請求だけでも大丈夫です。

【まとめ】

いかがだったでしょうか。 本記事では「ワンストップリノベーション」について、特徴やメリット・デメリットを解説してきました。 「ワンストップリノベーション」は、住宅もリノベーションにかかる費用も一つの ローンにまとめられて金利も低めなので、一つの会社に一貫して任せたい方や、価格を抑えたい方にはおすすの手段です。 メリットやデメリットを参考にしていただき、今検討している方の参考になれば幸いです。 未来Rのワンストップリノベーションにご興味いただけた方はお気軽にご連絡ください。 資料のご請求だけでも大丈夫です。